直接会う本来の目的
私は勘違いをしていました。
一生懸命慣れない書類を作り、どうやったら公正役場まで持ち込めるかなとばかり考えていましたが、旦那はそれは最終手段だと言いました。あくまで目的は「今日全額返してもらうことだ」と。その為にわざわざ休日に足を運んでいると。
約束の時間を少し過ぎて先輩が現れました。申し訳なさそうな顔をしています。
個室のある店に入り、それぞれドリンクを頼みました。
私は「とにかく返してくれさえすればそれでいい」と言いました。
先輩は涙を流しました。
●返そうとは思っているが、専業主婦でお金がないこと。
●新居を建てるのに、両両親に援助をしてもらっているのでこれ以上頼めないこと。
●キャッシングローンも考えたが専業主婦なのでお金が借りられないこと
●家や車等、自分名義の担保は何もないこと
●実は他にも借りていること
等を話しました。
私は何も言えません。
旦那は「もう今日全額返してくれるならこれっきりで終わりにしたい。こっちも返してもらえたらいいだけで、そちらのご主人に話してどうこうしてやろうとも思ってもいない」と伝えました。
しかし「返してくれたらそれでいい」と「お金がない」で話は平行線のままです。
そういえばこの日も前々から約束していたのに「家の工事があるから何時以降でないと行けない」と急に言い出し朝から予定していたのに会うのは昼前になりました。