裁判所に調停や強制執行について聞きに行く②
強制執行のことも聞きたかったので、別の担当の階にも行きました。
一人目は頭の寂しいおじさんが対応してくれたのですが、面倒臭かったのか「そもそも所轄が違う」とのことでろくに教えてくれませんでした。
こちらは「動産執行」と「不動産執行」の違いすらわかりません。
所轄の裁判所(相手方の住所を管轄している裁判所)なんてまた高速を走らせて行かないと行けないので「ごく一般的なことでいいから教えて欲しい」と食い下がるとこれまた面倒臭そうにそこでは何も伝えてくれず、執行室に案内されました。「まぁ、ここで聞いても意味ないし詳しく教えてくれないと思うけど」と言われながら。
執行室では、若めの男性の方が対応して下さりました。
「ここの所轄ではないと言われたのですが、まったくわからないので、一般的でいいので流れや費用等を知りたい」と伝えるとものすごく丁寧に教えて下さりました。
・もし預金を抑えるなら銀行1件につき1600円くらいかかる。プラス支店がわからなかったら、相手の住所の近くとかでいくつか目星をつけて複数抑えることができるが、支店1つずつにも費用がかかること
・動産執行(家財道具等)や不動産執行(土地や家)とは具体的に何をさすのか
・それぞれにかかってくる費用、提出する書類等
・家財道具は実際新品の物でも5分の1の価値にしかならず、大豪邸でもない限りほぼ請求金額は回収はできないこと。それを行う費用も相手先が留守だったら執行官をまた別の日に派遣するのにさらに費用がかかること等
※動産執行の場合、はじめに3万くらいかかると思っておいたらとのことでした。(相手からとれなくて返ってこないこともある)
「別の市になるので、書式や費用も多少変わってくると思いますが・・・」とのことでしたが本当に親切にたくさん教えて下さいました。