強制執行の限界
ここでそもそもの問題がありました。
ゆうちょは高い確率で持っているとは思いましたが、果たしてこんな計画性のない方の口座にお金があるでしょうか?
手間や時間をかけて、執行したところで、ないものからは取れません。
また、結婚、引越し等をしているので、ルーズな方がちゃんとゆうちょで住所変更をしているだろうか?
申請した住所がゆうちょに登録されている住所と違う場合はたとえお金があっても別人とみなされてとれないとのことでした。
しかし(旧住所も含む)と対象になる前住所を記載しておくとそこも含んで調べてくれるともありました。
幸い結婚前からの住所ならわかります。けれど実家も何度か引越しされていてはわかりません。
またこの手続き(旧住所も含んで調べてくれること)にも相手の住民票が必要で、他人の住民票等とったこともなく、普通他人ならまず取れないのではと思いました。
『他人でも、借用書など証拠があり、やむを得ない理由があるなら発行することができる』とわかりましたが、あるかないかわからないゆうちょの貯金の為にわざわざ相手の管轄の役所に赴き、住民票を取りに時間とお金をかけるのは無駄な気がしました。
もっと言えば、もとから残高がないであろうと思っているゆうちょ(や他の銀行)を差押えしたところでどうなるのかと・・・。