妊婦に優しい社会
そんなこんなで、世間様に多少恐れて電車通勤をしていましたが、妊娠中にいやな思いをしたどころか、若いサラリーマンや、親くらいの年代の方、OLさんや学生さん等あらゆる年代の方が、特に混んでもおらず、優先座席でもないのに席を譲って下さり、世の中捨てたものじゃないなと何度も思いました。
電車も長くて20分くらいで、つわりもほぼなく元気に過ごしていたので、「すぐ降りるので」と断ったりしていましたが、結局は譲って下さったり、自分が席を譲ろうとしたのに「いいです」と断られた時はその後どうしたらいいかわからなく、なんとも気まずい空気が流れる為、途中からは毎回お礼を言い、素直に座らせて頂くことにしました。
また、全然妊婦でもない時にも一度若い男性に席を譲られたことがありました。
?と思い断りましたが、どうぞどうぞという感じで去って行かれました。
なんだろうと思っていましたが、チュニックのようなゆったりした服を着、ぺったんこの服を履いてたので、後に『あ、妊婦さんと思われたんだな』とわかりました。
自分がよっぽど疲れていたり、しんどかったりする時はできませんが、それまでも席を譲ることはあったけど、譲ってもらう立場になった時になんとも言えないあったかい気持ちにしかならなかったので、これからは身体の不自由な方やご老人、妊婦さんや子連れの方には極力譲ろうとよけい思うようになりました。
こういったいい連鎖が続くといいなと思っています。