嬉しい知らせ
以前勤めていた会社は、残業代が出ないどころかタイムカードすら存在しない、なかなかのブラック企業でした。
現場の社員も忙しいすぎるのか、テキトーだったりぬけていたりする中、ほぼどこの営業所も事務員さんは仕事ができる方ばかりで、しっかりしていて人柄もいいです。
特に自分が引き継いだ方とは、今でも仕事関係のことやプライベートなことで連絡をもらったり、時々会ったりして交流が続いています。
こういうつながりを持てたことだけ、この会社に入って唯一よかったと思えることです。
同じく最後の方に引き継ぎした方がいらっしゃるのですが、入社した時は40歳(たぶん)、新婚さんでした。
話は逸れますが、働く女性は皆若い。実年齢より若く見える方ばかりでキレイな方が多かったです。
その方は子供を欲しがっており、私も2人目を欲しがっていたので、よく「歳だからのんきにしている暇はない」と休憩中に2人で話していました。
ある日、絶対言いにくいであろう不妊治療をしだしたことを話してくれました。
ストレスや残業の多い会社なので、できるだけストレスをためないように、早く帰れるようにしないとと話していました。
その方とははじめは連絡もとっていましたが、徐々にとらなくなり、早くお子さんできたらいいなと密かにずっと思っていました。
半年前位に、今も親しくさせて頂いている方から、その方が妊娠したという話を聞いた時はすごく嬉しくて、本人にメールしようと思いましたが、初の高齢出産であることから、本人や周りもピリピリしているそう。
極秘扱いとのことなので、うっかり言うわけにもいかず、『いつか本人から連絡くれたらいいな。まぁ、生まれたらどっかから情報入るだろ』と思いながら、自分は自分で出産を控えたり色々あったので、月日は流れていきました。
そうこうあって、『そういえばもう生まれたのかな?』とぼんやり思っていましたが、仲の良い事務員さんからはその話も聞かないし、無事生まれてたらいいのだけど…。
と思うこと数ヶ月、つい最近本人から「久しぶりです」と「念願かなって女の子を出産しました」とメールを頂きました。
きっとイヤな思いとかつらい思いもしていただろうけど、こちらから色々聞くのもストレスだったりプレッシャーになったらよくないなぁと思いなんの連絡もせず、支えにもなっていませんでしたが、こうやって嬉しいメールをもらえて、ほんとによかったし、とても幸せな気持ちになりました。
かわいくて仕方ないようなので、いっぱい子供自慢を聞かせてもらいたいです。