公正証書
ブログのタイトル通り、私は借金の専門的な知識どころか、基本的な知識すらありませんでした。
しかし会うからにはたくさん調べて、今持っているよりもっとちゃんとした借用書を作ることにしました。
旦那は旦那で「公正証書」というものを調べてくれていました。
私が初期に交わした借用書や今回作り直している借用書では、確かに「いつ誰が誰にお金を貸した」という事実は証明できます。しかし多くの人が困っているのは、これがあっても、いざ回収となるとなかなかできず、それを証拠に裁判を起こし、長い年月や費用、労力をかけて判決を待つことになります。
「公正証書」というのは簡単に言うと、交わした約束を破ると、この紛らわしい裁判をぶっ飛ばして、即強制執行できますよ(強制執行できるという文面を書いておかないとダメですが)という非常に優れた、効力のある物です。
しかし私も調べてみましたが、作るにも費用がかかります(作成だけで7950円でした)。お金がないと言っている相手にこれを払わせ、なおかつこれを結ぶ為には公正役場というところに双方が行かないといけないのです。公正役場はそんなにたくさんあるわけではなく、相手側の市にはその役場もなかったので、別の管轄市に行かないとだめでした。
そんなことが可能でしょうか?少なくとも私一人ではそこまで持ち込める自信は微塵もありませんでした。