ブラック企業 〜なぜ辞めなかったか〜

　　　

学生の頃、飲食（レストランやお弁当屋等）やホテルや短期等、いくつかのアルバイトを経験しました。

バイトは理不尽に怒られたりしんどい時もあったけど、気楽で楽しかったことの方が多かったです。

が、いずれも思ったのは時間や給与の面で社員さんの話や暮らしぶりを聞き【ここの社員にはなりたくないな】でした。

 

これと言った特技や資格、アピールポイントがあるわけでもなく、今程ではないものの就職難だったので、絶対この業界に行きたいという強い希望もありませんでした。

面接もすごく苦手で、入って嫌だったらすぐ辞めたらいいやという身軽さもなく、辞めて次を探す方が大変な為、なかなか辞めるという考えには至らなかったです。

 

また基準、比較になるのが1社目しかなかったので、土日祝がほぼ休めなかった前社に比べると2社目の方は事務は日曜は休みだったので、忙しくない時は金〜日、土〜月等、とりにくい雰囲気ではあるものの、数ヶ月前に1回くらいなら2〜3連休とることも可能でした。（この時点で望みが低いですね）

 

給料は低くなったものの、日曜と平日に休みが取れることも魅力でした。（そもそも有給を取るという概念がなかった為、友人が休みの日曜日も気兼ねなく休め、混まない平日も好きな曜日に休めるというのがバランスが良く魅力的でした）

また仕事も慣れ、有給を取ることも覚えたので、仕事量や待遇、自分の年齢を考えた時に可も不可もなくいいと思っていたので納得して続けていました。