トイレットペーパーの補充
実家にいた頃、母がよく「誰もトイレットペーパーの補充をしない」と言っていました。
実家は2階建てでトイレは2つあり、いずれもトイレットペーパーホルダーに1つとその下に予備に1つ置けるようになっていました。
当時は学校や仕事で朝晩以外ほぼ家にいなかったので、『私あんまりトイレも使ってないし、トイレットペーパーの補充くらいどうってことないし、気づいた人がやったらいいでしょ』と思っていました。
我が家も2階建てでトイレは1つしかないものの、ホルダーと予備に1つずつペーパーが置いてあるのは同じです。
快便なのか朝晩と主人は紙を使うことが多く、私もトイレが近い為、おそらく2〜3日くらい(ひどい時は1日)で1ロールなくなります。
予備の方にあるうちはいいのですが、ホルダーにあと3分の1くらいしか残ってない状態でも一切補充しない為、それをみつける度に『私と同じかそれ以上紙を使うのに、毎回なぜ私ばかりが補充しないといけないのか』とつまらない気持ちになります。
実家にいた時に『気づいた人がやればいい』と思っていましたが、母の気持ちがやっと少しだけわかりました。
今までペーパーのストックはトイレに突っ張り棒等で棚を作り、その上に置いていたのですが崩れたりしたのでその後は1階の棚に、今は2階に無造作に置いています。
急にお腹をくだした時等に紙が充分にないと焦る為、ストレスをなくす為に常に予備の方にも入れておくか、ストックをもっと取りやすいところに改善しようと思っています。
話は変わりますが、前々職の職場では主に接客業で、お客様兼従業員も使うトイレがあったのですが、そこの洗面所がいつもびっしゃびしゃになっていました。(手を洗ったあとの水が広がっていて、ひどい時は服が濡れる程洗面台が濡れていました)
トイレに行く度に毎回拭いていたのですが、お客様も使うのだから、他の従業員も気づいて拭いたらいいのにとよく思っていました。
落ちているゴミを拾うとかゴミ出しをするとか、商品の埃をとるとかキレイに並べるとか、いちいち人に言ってやってもらうくらいなら、自分でやった方が早いし、言ってまでやってもらいたくないので、言わずに自分でやってしまう派でした。
しかし本当に気づかなかったり、なんとも思わなかったりする人もいるので、仕事の教育という面では伝えなければいけないと教わり、伝えるように心がけるようにはなりました。
ただいちいち言いたくないなぁと思って言ったにも関わらず、改善されないことも多々あったので、結局は『気づいた人がやればいい』に落ち着いています。
偉そうなことを言っていますが、私自身も気づかずに人にストレスを与えていることも多いと思うので、気づきを大事にしたいと思っています。